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「キッドワールドセカンドこども園」「つばさ学園」合同消火訓練

気候も暖かくなってきましたが、寒暖差があり体調の管理に一層気を遣う時期になりました。
令和4年5月16日月曜日にニッタン株式会社様ご指導の下、職員対象の消火訓練を行いました。今回は「キッドワールドセカンドこども園」「つばさ学園」合同で説明を受け、実践練習を行いました。説明では「火災を防ぐには」「火災が実際に起こったら」「消火器の取り扱い方」を聞き、実践練習に取り組みました。

説明では下記の事を習いました。
①火事を防ぐには
・燃えやすいものを外に置かない。
・子どもの手が届く場所にライターなど火の元を置かない。
・コンセントからの引火を防ぐため常にきれいにしておくこと。
②火災が実際に起こったら
・消火器の場所を把握しておき複数人で消火器をできるだけ多く持ち消火活動にあたる。
・人は熱よりも煙を吸うことで被害を受けてしまうことが多いため、煙がこもる天井から口元を遠ざける為、しゃがんで対応を行う。
・天井まで炎が上がっている場合は避難、誘導をする。
③消火器の取り扱い方
1.レバーの下を持ち、現場へ走る。(この際、黄色のピンを持つと抜ける為、持たない)
2.現場へ着いてから黄色のピンを抜き、ホースの先をしっかりと持つ。
3.レバーを握り、火の根元を狙って消火する。その際、大きな声で「○○で火事だ」と周囲に伝える。

実践では水の消火器を使用し、消火器の使い方、手順から指導を受けながら実際の現場で消火活動を行う際に大切なことを学びました。消火器の粉が飛ぶのは3~5メートルと約車一台分の射程距離があるため炎から適度な距離を保つ事が大切で、室内での消火活動の場合は避難経路を見失わないように避難口に背を向けて消火活動にあたることが大切であることを学びました。

屋外で消火活動にあたる場合は風上から風下に向かって行うことが大切だそうです。

油にかける時は、一旦天井へ向けて勢いを殺してから油へ向けて消火することが大切だそうです。

実際に火災が起こってしまった際に、対応できるように備えておくことも大切ですが、そのような万が一の事態にならないように日頃から防ぐためにできることに取り組むことの大切さも学びました。
今後も利用者が安心して利用していただけるよう、法人全体で万が一に備えて予防、対策等に努めていきます。